EPDM

 

EPDM

EPDMとは、エチレンプロピレンゴム(Ethylene Propylene Rubber)のことです。エチレンとプロピレンの共重合体である合成ゴムで、主鎖に二重結合を持たないため、耐熱性、耐老化性、耐オゾン性、耐候性に優れています。また、耐薬品性、耐酸性、耐アルカリ性にも優れており、幅広い用途に使用されています。

 

エチレンプロピレンゴムの主な特長は、以下の5点です。

・耐熱性:150℃程度までの耐熱性がある。

・耐老化性:紫外線やオゾンの影響を受けにくい。

・耐オゾン性:オゾンによる劣化に強い。

・耐候性:屋外での使用に適している。

・耐薬品性:酸、アルカリ、有機溶剤などの耐薬品性がある。

 

エチレンプロピレンゴムは主に、自動車部品や建築用品、工業用品、日用品として利用されています。

・自動車部品:窓ガラスシール、ホース、パッキン、防振ゴムなど

・建築用品:屋根材、防水シート、シーリング材など

・工業用品:ゴムベルト、ホース、パッキン、Oリングなど

・日用品:ゴムマット、ゴムシート、ゴム製品など

 

エチレンプロピレンゴムは、多くの優れた特性を持っていますが、以下のような欠点もあります。

 

・耐油性の不足: エチレンプロピレンゴムは鉱油や有機溶剤に対する耐性が低い。このため、油や有機溶剤が頻繁に接触する環境での使用には不適。

・塩素への耐性: 水道水の殺菌のために含まれる塩素が多い地域では、このゴムは粉状に溶ける可能性がある。

・高温性能: エチレンプロピレンゴムは一般的に高温には弱い傾向がある。特に、長期間高温環境にさらされると、性能が低下する可能性がある。

・コスト: 特定の用途で高性能が求められる場合、エチレンプロピレンゴムは他の特殊な合成ゴムに比べてコストが高くなる場合がある。

 

これらの欠点は、特定の用途や環境での使用に制限をもたらす可能性があります。そのため、用途に応じて適切なゴム材料を選定することが重要です。

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