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Q Oリングの溝設計に関して、P12を使用する際回転摺動系で推奨される溝幅は3.2mmであるが、充填率を高めて気密性を上げようと2.8mmで製作した。
結果性能が不安定になって3.2mmで試行すると性能が安定した。
充填率を上げるのがどう悪影響を及ぼすのか見解を伺いたい。

A 一般的に、平面固定用途やシリンダーなどの場合、充填率が高すぎますと、はみ出しなどの不具合が起こりやすくなります。
しかし今回の場合、ご教授頂きました条件からの推測になりますが、狭い溝に充填された際、Oリングと接触部の摩擦が強くなり、それが性能の不安定さにつながったのではないかと思われます。
また、回転摺動時の摩擦熱でOリングが膨張し、さらに充填率の上がった可能性もございます。

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