A ・パーフロの耐圧値
硬度とミゾの隙間によって、Oリングを使用して頂ける圧力値は変動します。
硬度70°で一般的なミゾでしたら、
6MPaの圧力までならご使用いただけるのではないかと思われます。
・Oリング劣化を確認するための検査方法について
弊社ではJIS B2401-3:2012の外観基準規格に則っております。
検査方法としてはルーペなどを使用した目視、マイクロスコープを使用した拡大観察を行っております。
・弊社FKM-70とパーフロのシール性の違いについて
基本的なシール性は材質ではなくOリングの硬度と圧力の問題であり、
FKM-70とパーフロであれば大きな差はありません。
また、低温性や圧縮永久歪みなどの機械的特性は弊社FKM-70の方が優れていることもありますが、
熱水スチーム、低分子有機溶媒などの薬品性についてはパーフロの方が優れていると思われます。